プノンペンから約1時間で行ける古き良きカンボジア
プノンペン寺院探訪の第2弾ですが、ヴィヒア スア寺院はカンダール州にあり、プノンペンではありません。
プノンペンの中心部からはTuktukで約1時間です。
プノンペン中心部でTuktukに乗り込んだら、まずはカンボジアーナホテルの裏にあるフェリー乗り場に向かいます。
※ なお、この記事は、法律とは何の関係もありません。
※ また、この記事は、プレアヴィヒア州にある世界遺産プレアヴィヒア寺院とも何の関係もありません。
<Tuktukごとフェリーに乗ります>
Tuktukごとフェリーに乗り込み、トンレサップ川とメコン川を越えて、川向こうのカンダール州のアレクサット(Areiy ksat)という町へ向かいます。
<中央の大きな建物(ソカ ホテル)の左側がトンレサップ川、右側がメコン川です>
<フェリーは約5分に1本で出ています>
川幅はかなり広いので、フェリーに揺られること15分程度でアレクサットに到着します。
なお、フェリーに乗りたくない人は、タクシーを使って、陸路で大回りして寺院に向かうことも可能です。
実は、プノンペンとアレクサットについては、韓国と中国の支援を受けて橋を建設するという話がありました。
その後、コロナ禍により、橋の建設は立ち消えとなり、今もフェリーが活躍中です。
<道すがらの湖周辺にはリゾート施設(らしきもの)があります>
アレクサットに到着した後は、北に向かい、ヴィヒア スア寺院を目指します。
道沿いには湖(沼?)とリゾート施設(らしきもの)があり、サイクリングを楽しむ若者もいます。
私が行ったときは曇っていましたが、晴れているとかなり景色は良いと思います。
さらにその道を寺院に向かって進んで行くと、GoogleマップではSKYKLAND CONDOSやSKYLAND CITYという表示が出てくるのですが、今はただただ原野が広がっているだけです。
<SKYLAND CITY?>
これは、プノンペンとアレクサットを結ぶ橋の建設とともに頓挫した開発計画の跡だと思われます。
開発業者がこの原野を買い取って、コンドミニアムを建て、街を作ろうとしていたんですよね。
今、このあたりの土地の値段って、どうなんでしょうか。
<SKYLAND CONDO MASTER PLAN>
いずれにせよ、結局、橋の建設も街の開発もストップし、古き良きカンボジアはそのまま残っています。
このように開発計画の頓挫によって結果的に残っている古き良きカンボジアの大地をTuktukで走り抜けると今回の目的地であるヴィヒア スア寺院が現れます。
<ヴィヒア スア寺院の入口です>
ヴィヒア スア寺院は、本堂らしきものが2つ以上あり、お参りをすると、それぞれで僧侶がお経を唱えてくれ、その後、後ろに控えるおじいちゃんたち(おそらくお寺で暮らしている)がお経を復唱してくれます。
その後、僧侶が聖なる水を手箒のようなもので振り掛けてくれます。
<本堂らしきものその①>
<本堂らしきものその②>
そして、ヴィヒア スア寺院の名物はこの池
<寺院の中に池があります>
にいる大きな淡水魚で、2メートルほどの淡水魚が優雅に泳いでいます。
<ソーセージが好物の魚です>
地元の人がソーセージを売りにくるので、それを買ってちぎって池に入れると、魚が寄ってきます。
ヴィヒア スア寺院は、プチュンバンの時には水牛レースなどカンボジアの伝統的な行事が行われるみたいで、その頃、訪問するのが良いかもしれません。
オススメ度 ★★★(途中の景色も加味しています ちょっとした遠足としていかがでしょうか)
アクセス
〒951−8061 新潟市中央区西堀通四番町816番地6
神野開発ビル302号室
TEL:025ー201ー6249