私が所属する日本・カンボジア法律家の会(JJL)が進めていた池田眞朗先生の『民法への招待』のクメール語(カンボジア語)化が終わり、カンボジアの大学等に無料配布し、インターネットでも無料公開(https://scrapbox.io/masaoikeda/)を行うとともに、2021年12月22日、出版記念式典を行いました。
JJLは、1998年、カンボジアの法学教育発展のため、日本において民法の入門書として広く読まれている『民法への招待』(第3版補訂版)をクメール語に翻訳をしました。
そして、今回、日本の民法が改正されたこともあり、『民法への招待』の最新版(第6版)をもう一度最初からクメール語に翻訳することになりました。当時、カンボジアで働いていた私も、当初からこのプロジェクトに関わってきましたので、その経緯をご紹介させていただきます。